ロカボとは
英語では「low-carbohydrate」という言葉で表されています。
*「low」は低い
*「carbohydrate」または「carb」とは炭水化物という意味です。
したがってロカボとは低炭水化物・低糖質ということになります。
北里研究所病院・糖尿病センターの山田悟先生によって提唱された方法です。
ロカボとは緩やかに糖質を制限する方法のことで、糖尿病の予防をはじめ、血圧や血中脂質の改善にも最適な方法です。
ロカボとローカーボの違い
ローカーボとは
低炭水化物ダイエットとしての意味があり、糖質を厳しく制限するのが糖質制限です。
ブドウ糖が不足すると、体に蓄えられている脂肪がエネルギーとして使われるようになります。そしてその時、肝臓でケトン体という物質が作られます。糖質制限は、糖質の代わりにケトン体を主なエネルギー源とし、脂肪を燃焼させる方法です。
ロカボとは
適正な糖質をとるという考えで、緩やかに糖質を制限する方法のことです。糖質以外は好きな物をたべていいというのがロカボの方法です。
糖尿病の予防をはじめ、血圧や血中脂質の改善にも最適な方法です。
方法
1食20-40g、デザートは10g以下、1日70-130gに糖質を抑えるだけ!
そして、糖質を多く含む主食を減らした分、肉や魚をはじめとしたおかずはしっかり食べるようにします。
さらに、料理やお菓子作りには砂糖ではなく糖類ゼロかつ天然素材の人工甘味料(※)を使うと、より糖質の摂取量を抑えることが出来ます
(※)人工甘味料とは科学的に作られた甘味料です。砂糖より甘さが強く、低カロリーで血糖値の上昇も抑えることができます。天然素材を原料に使っているものもあります